政策金融公庫を利用して起業する!
創業融資基礎講座の第2講です
ところで第1講はいかがでしたか?
まだ見てないという方は
重要な内容なのでぜひご覧ください。
では第2講のテーマを発表します!
テーマは「準備段階のお金」です!
今回の内容は以下の3つ!
①起業にいくら必要?を考える
②自分が用意できる額を考える
③シミュレーションが重要
そして真っ先に
お伝えしたいことがあります。それは
「書面上でお金の計算すらできない人は
起業すべきではない」ということです
お金の計算となると急に「難しい」と考え
後回しにする方がいます。しかし
お金が無くなったら事業を継続できません。
そのため、準備段階でお金のことを
考える事は非常に重要です。
少し前置きが長くなりましたが
ここからが第2講の内容です。
起業にいくら必要?を考える
起業にいくらかかるのか?を考えましょう。
「そんなの計算できるよ」
というアナタに質問です。
起業時の資金の種類を知っていますか?
わからないというアナタのために
今回のブログがあると思ってください。
では、起業時の資金は2種類です。
初期投資である設備資金と
主に経費からなる運転資金です。
起業をスムーズ行いたいなら
【初期投資と固定費3か月分の合計額】
を計算してくだい。
これが、起業時の必要な支出額です。
お金を借りたくないから、支出を
ギリギリの最小限で予定する人がいます。
気をつけて!
これが失敗するパターン!
起業は計画どおりにはいきません。
実際「予想以上にお金がかかった」
そんなケース簡単に想像できませんか?
こうなると資金繰りが厳しくなります。
起業まで時間がある計画段階では
予定の支出額はなるだけ多く見積る。
して、事業を始めたら支出は最小限に
これが資金をやりくりするうえでの
コツになります。
自分が用意できる金額を考える
次に考えること、それは
自分がどのくらい事業のために
お金を用意できるか?です。
特に重要な事は自己資金を把握する!
コレです!
自己資金なんて銀行に行けば
わかるという人もまずは、自分の持っている
資産を洗いだすことを行ってください。
現金や預金といった判断しやすいものだけ
なら話は早いのですが、きっと
「これってどうなの…」
という項目が出できます。
これまでの人生で持っているものが
お金のみという人の方が少ないです。
一例あげます。
生命保険や株式などの投資なども
自己資金として計算できる可能性があります。
このようにお伝えすると
「実はこんな資産を持っているけど…」
と相談いただくことがあります。
自己資金=現金や預金という常識が
あるからかもしれません。
まずはしっかり資産の洗い出しを行い
そのうち自己資金を把握して下さい。
そのうえで、お金を借りるなど
自己資金以外の資金調達額を
計算してください。
(第1講で紹介した創業融資の公式を参照)
また一発レッドカードとなる
「見せ金」には注意して下さい。
「見せ金」とは
「自分のお金でないものを自己資金という」
ことです。金融機関にウソをつくことなので
融資を断られます。そして将来的にも
協力してもらなくなります。
「見せ金」をするくらいなら
チョット起業を待つこれがベストです。
シミュレーションが重要
「起業にいくら必要?を考える」
「自分が用意できる額を考える」
この2つの項目は別々に行っても
意味はありません。
では、どのように活用するか?
起業に必要な金額と
自分で用意できる金額(自己資金+融資額)
との間に発生する差額を解消するための
シミュレーションをぜひ行って下さい。
実は、差額が発生する事自体は
悪いことでありません。
むしろほとんどのケースで差額がでます。
その発生した差額をどのように解消か
その方法を考えることが非常に
重要な取り組みになります。
方法は3つです。
①自己資金を貯める
②倍率を上昇させる
③支出を見直す
この3つの方法を単独で行うのではなく
組み合わせて資金の計画を練ってください。
はじめにお伝えしましたが
「予想以上にお金がかかる」
ことを前提にお金の準備をしてください。
ここで第2回の講義は終わりです。
第3回目の講義は
計画段階の事業の話です。
今回行ったお金の話以外の部分です。
みなさんのお役に立つ内容です。
よろしくお願いします。
他にも伝えたいことがあります。
過去のブログを参考にすることや
セミナーへの参加をお勧めします。
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