創業融資を決定づける最大のポイント
今回はのテーマは、創業融資の成功の
カギを握っている、自己資金とは
何かについてお伝えしようと思います。
お客様やセミナー参加者の質問で
「これは自己資金に入りますか」
という質問があります。
結構、かなり、すごくあります。
自己資金×2.3倍
私はこの算定式を『創業融資の公式』と
呼んでいます。つまり自己資金が多い方が
融資の際に有利になり、借りられる金額も
多くなるので、関心を持つのは
当然のことだと思います。
なかにはおもしろい方もいて
遠足の時に
「バナナはおやつに入るんですか」
このようなノリで、あれやこれや
手を変え品を変えいろんな
質問をされる方もいます。
はっきり言って大体ダメなこと多いのですが
自己資金になるかは
ケースバイケースだとお伝えしています。
皆さんに創業融資を有利に進めていただくため
自己資金とは何かについての
基礎的な考え方をお伝えします。
自己資金の判断基準はこれ!
その判断基準はこの2つです。
①返済する必要のないお金か
②預金通帳に入っているか
この2つを満たしていれば
原則、自己資金としてカウントされます。
一方、どちらかが満たさない場合
自己資金と認められる
可能性は低い思ってください。
返済不要であることについて
これはそんなに難しくありません。
例えば、こんなケースを考えてください。
融資を受ける1ヵ月前に友達から
お金を借りて融資を受けた後、すぐに
返済してしまうといったケース。
このような場合、単に融資金額を多く
するため、友人からお金を借りています。
第三者から協力を受けることは
実はあり得ることです。
それ自体は特に問題になることでは
ないのですが、このようなときは
自己資金とせずに他の人から借りましたと
素直に言ったほうがこの場合は賢明です
通帳に入っていること
これについては、結構驚かれます。
ただよく考えればわかります。
例えばお札を金融機関に持っていって
「これ、私のお金です」と言った時
本当にあなたのお金と証明できますか?
これは非常に難しい問題になります。
だから、『第三者に確認できる』状態に
しておく必要があります。
通帳にお金を入れておくこと
これが最も簡単でかつ
客観性を確保できる方法になります。
どこかのCMで見たような光景ですが
現金が誰のものか?
の答えを出すのは容易ではありません。
そのため、例えばタンス預金は
現金として認められないことが多いです。
なので、今からでもいいので
自己資金としてカウントしたいなら
すぐに預金通帳に入れてください。
迷ったらココ!
逆に金融機関の立場から考えてみましょう。
もし、自己資金が少ない場合
非常にリスクが高くなります。
そのため、自己資金についてはとても厳格な
取扱になっています。
そのため、自分が用意したお金が
自己資金か否かは、創業融資の金額だけでなく
創業融資の可能性にもでは大きな影響を与えます。
たまーに
骨董品のような換金性の低いものは
どうしたらいいですか?
という質問を受けます。
ムリ!
と即答したいところですが
これはなかなか難題です。
売却したらお金に変わるのですが
そのような貴重なものを
換金してもいいのかという問題もあり
お金があれば解決とも言い切れません。
もちろん融資が受けらなないという
ケースもありますし…
創業融資においては、自己資金は
大きな意味を持ちます。
そのため、いろいろな手段で自己資金を
増やそうとします。
ただ、それが無駄な活動に終わることも
少なくありません。
まだまだ細かい論点があります。
自己資金に限らず、創業融資に
興味があるのでしたら
私のセミナーに参加してください。
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