はじめに
小規模事業者持続化補助金は
これまで多くの事業者が利用している制度で
創業間もない事業者にとっても
貴重な資金援助となる制度です。
今回のブログでは
『創業1年目』の事業者が
特に注意すべきポイントを解説します。
まず持続化補助金にはいくつか種類がありますが
一般的な「通常枠」は最大50万円
創業したばかりの事業者向けの
「創業枠」は最大200万円が支給されます。
一見すると創業枠の方が有利に見えますが
実際には一定の手続きを踏まないと利用できません。
特に創業1年目の事業者にとって
注意すべき3つのポイントを解説します。
1.申請前の準備
2.提出書類
3.創業枠の適用要件
1.申請前の準備
持続化補助金には申請締切がありますが
それ以前に準備すべき手続として
GビズIDの取得と商工会議所との面談
があります。
① GビズIDの取得
補助金を申請するためには
「GビズID」という電子申請システムの
アカウントが必要です。
このアカウントを取得には
約2週間かかるため申請締切直前に
準備しようとしても間に合いません。
②商工会議所との面談
申請には「様式4」という書面が必要ですが
その書面を入手する前提として
商工会議所との面談が必要になります。
しかし、商工会議所の対応枠には限りがあるため
締切直前に予約をしようとしても
枠が埋まっている可能性があります。
特に申請の最終週になると
予約が取りにくくなるため
早めに面談を設定しましょう。
このように補助金の締め切り以外にも
実質的な締め切りとなる項目があるので
注意が必要になります。
2.提出書類
通常提出書類として法人であれば決算書
個人事業主なら確定申告書が
必要になります。
ただ、起業1年目は決算や確定申告を
行っていないケースがあるため
提出書類が異なります。
ここでは法人と個人事業主分けて解説します。
①法人の場合
登記事項証明書(登記簿謄本):会社設立日が記載されているもの。
売上台帳:決算前の事業者は決算書の代わりに作成が必要。
・Excelで作成しても問題なし。
・会計ソフトの元帳を活用するのも可。
②個人事業主の場合
開業届の控え:開業日を証明するために必須。
売上台帳:法人と同じく、決算前の場合は売上台帳を作成する。
提出書面については不足があると
一発アウトになるので注意が必要です。
3.創業枠の適用要件
創業枠を利用するためには
「特定創業支援等事業」の
証明書を取得する必要があります。
①証明書の取得方法
最も一般的なのは「創業塾」への参加です。
ただし、創業塾は年間に1〜4回程度しか開催されず
日程が合わないと参加できません。
また、カリキュラムをすべて修了しないと
証明書が発行されないケースも多いため
働きながら取得することは難しくなります。
創業塾以外にも証明書を
取得する方法がありますが
自治体ごとに異なるため
必ず役所の担当部署に問い合わせてください。
②証明書取得に時間がかかる
創業塾を利用する場合
修了までに2ヶ月ほど
かかることもあります。
補助金の申請締切と
並行して準備を進めないと
証明書が間に合わず申請できない
可能性があるため
早めの対応が重要です。
まとめ
持続化補助金の申請には
単に書類を準備するだけでなく
下記の事前の手続や準備が重要になります。
・GビズIDの取得(2週間かかる)
・商工会議所との面談予約(直前では取れない可能性あり)
・法人は登記事項証明書と売上台帳、個人事業主は開業届と売上台帳を準備
・創業枠を利用する場合は「特定創業支援等事業」の証明書が必須
特に、創業枠を狙う場合は証明書取得の
手続きを早めに進める必要があります。
補助金の締切直前に準備しようとすると
間に合わないことが多いので
常に最新の情報を確認しながら
計画的に進めましょう。
持続化補助金は創業初期の事業者に
とって大きな支援となる制度です。
しっかり準備をして、スムーズに
申請できるようにしましょう!
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