私もCIC情報を入手しました!
創業融資を受ける前に
CIC情報を入手しましょう!
これが今回のブログのテーマ!
CIC情報というものをご存知でしょうか?
多くの方にはなじみのないものです。
という私も創業融資のサポートを
メインとして独立するまでは
その存在を意識することはありませんでした。
しかし最近、その認識を改めました!
というのも、先日、私がサポートした
お客様で実際あった話なのですが
金融機関の担当者に
『先日ご依頼いただいたお客様ですがCIC情報に
引っかかって審査が通りません』
と言われてしまいました。
その際、金融機関の担当者から
「現物を確認するのがベストですよ」と
CIC情報を入手することをすすめられました。
ここまで当然のように登場している
CIC情報とは何かというと…
お金に関する契約や支払情報といった
あなたの『資金に関する信用』に
関する情報入手できる制度です。
そこで、金融機関の担当者の助言どおり
お客様と一緒に私もCIC情報を入手しました。
実物はレポート形式になっていて
個人差がありますが私の場合は約20ページでした。
するとどうでしょう。
融資の情報から契約している
クレジットカードの内容、加えて
その融資やクレジットカードの支払いが
遅れずに行われているかなど
えっ!こんな情報まで
というものも入手できました。
いい経験になりました!
ちなみに私のCIC情報は問題なしでした。
(よかった…)
そんな重要なCIC情報の入手方法ですが
実は思ったよりも簡単です。
①ネット②郵送③窓口という3種類の方法で
入手可能です。
で…
今回、私は③窓口で入手しました。
端末を操作して、名前や住所、電話番号など
要求される項目を入力します。
そして、あとは手数料を支払うだけ。
今回CIC情報を入手するのにかかった時間は
5分くらいで、非常に短時間で入手できました。
CIC情報がなぜ必要か?
融資を受けるとき
既存の融資の有無を必ず聞かれます。
これは、個人ごとに融資額の上限あって
その上限を大きく超えるような融資は
受けられないからです。
申し込みサイドとしては『ほっといてくれ!』
と思うような計らいなのですが
個人の支払い能力を大きく超える借金を
防ぐという意味もあります。
一種の『やさしさ』とも受け取れます。
創業融資に限っていうと
提出する資料に既存の融資額を
記入する項目があります。
これを正しくできない人やわざと記入しない
人もいます。利息の高いキャッシングの返済の
ために創業融資を受けたいと思う悪い人も
世の中にはるのは確かです。
(絶対にダメですけど…)
つまり、申込サイドの自己申告では限界が
あるので、金融機関は創業融資の
申込人のCIC情報を入手します。
このように
ウソはつけない仕組みになっています!
実際にCIC情報を入手したらCIC情報の
見方がわかるパンフレットがあるので
それを参考にあなたの信用情報を
確認しましょう!
CIC情報の最大のポイントは…
支払状況にキズがあるかどうかです。
つまり、融資やクレジット決済などが
遅れがないかを注意してください!
($マーク以外がついていたらキズあり)
特にクレジットカードの支払いは
5万円や10万円といった、少額でも支払いが
遅れると信用情報にキズがついてしまいます。
とても怖いのですがこれがリアルです。
あと、携帯の機種代金は注意が必要!
通常分割して機種代金を支払いしている場合
実は、信用情報の観点からは、お金を借りて
購入しているのと同じ取り扱いになります。
これは、あまり知られていない事実です。
つまり、携帯料金に機種代金を含めて
支払っている場合その携帯料金の支払いが
遅れると携帯機種代金として借りている
お金を返済できていないことと同じ意味
となり信用情報にキズができてしまいます。
知らず知らずのうちに
このパターンに陥っている人がいるので
たかが携帯代金と言っても
ばかにならない影響力があります。
もし信用情報にキズがある場合は?
まずは金融機関の立場から考えると
取引してはいけない人という
レッテルを張られます。
これがあると創業融資の足かせになります。
金額にもよりますが、残念ながら身動きが
取れないという状況になる人もいます。
とはいうものの…
例えばたった1回のミスで未来永劫
創業融資を受けられないかというと…
それは違います!
これは断言できます!
ではどうすればよいのでしょうか?
ケースバイケースなので一律に『コレっ!』
という手段がないのですが
まずは金融機関に相談することを
真っ先に考えて欲しいと思います。
また私のなりの見解ですが
『過去にキズはあるけど、今はしっかりします』
というアピールも大切です。
金融機関に対してアピールするにはやはり
1年や半年は支払いを遅れずに行っていることが
重要になります。
すぐにはムリというのが答えです。
創業融資以外でも言えるのですが
相手の行動を先回りするということが
ビジネスでは重要になります。
CIC情報に対する対応策が必要かどうかを
確認するためまた、金融機関を
先回りするためにも創業融資を受ける時は
CIC情報をぜひ入手して下ください!
開業資金の融資をご希望の場合は
税理士・公認会計士・中小企業診断士が
代表が務める下園創業支援サロンに
ぜひご相談ください。
他にも伝えたいことがあります。
過去のブログを参考にすることや
セミナーへの参加をお勧めします。
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