はじめに
ついに最終回になりました。
最終回のテーマは
金融機関の対応です。
みなさんの進捗はいかがでしょうか?
また今回が初めてという方は
これまでのブログを確認してください。
今回の内容は以下の3つ!
①申し込みからのスケジュール
②提出資料はどんなものがある?
③最後の一歩、面談対応
気になった部分だけでもご覧ください。
最初に伝えたい事があります。
それは
金融機関は「敵」ではないという事!
銀行の窓口以外で金融機関の方と
会話したことないという方は多く
金融機関に対して怖いというイメージを
持っておられる方もいます。
また「面談って厳しいの?」と
考えてしまう方もいらっしゃいます。
そんな時、私はこのように伝えています。
「金融機関の人も協力してもらいましょう」
このように言うと
「そんな事できるのですか?」という
リアクションがありますが
「できます!」というのが私の答えです。
そのコツは「あなたの熱意」と「準備」です。
そして今回の内容は「準備」に
スポットを当てています。
つまり、こっちがキッチリと準備して
行くと、金融機関の手間が減ります。
そういう方の印象が良くなります。
やはり最後は「人」なのです。
今回の講座でお伝えすることを
踏まえて、準備すれば、きっと
金融機関から協力してもらえるでしょう。
申し込みからのスケジュール
「来週、お金が必要です」
と言って創業融資を受けることは
不可能です。
下記の様に
申込してから、最速でも1ヶ月くらい
時間が必要です。
金融機関に無理な要求をすると
協力したいと思われるでしょうか?
「金額」「利率」「期間」この3つで
無茶な要求をすると、はっきり言って
金融機関からは嫌われます。
特に「期間は」金融機関の方でも
どうにもできないものです。トータルで
必要な期間を考えて行動してください。
特に店舗型の場合はオープンの時期に
影響します。そして、開業までの家賃
人件費などの支出にも大きな影響がでるので
注意が必要です。
提出資料はどんなものがある?
次は提出資料です!
これを一発で揃えられると
金融機関の手間が格段に減ります。
これが通常、必要な書面です。
①通帳コピー半年分
②設備投資のための見積書
③履歴事項全部証明書(法人の場合)
④過去2年分の源泉徴収票又は確定申告書
⑤借入金の返済予定表等
⑥不動産の賃貸借契約書(仮契約)
⑦運転免許証コピー
⑧印鑑・印鑑証明書
⑨水道光熱費の支払い状況がわかる資料(3ヶ月分)
⑩保険や投資の確認書面(あれば)
必要書面をそろえるだけと
カンタンに言いますが、これが
結構難しい!
また追加で必要な書面などが
出てくるので、それは
速攻で提出するようにしましょう。
そして、少しでも不明点があれば
担当者に連絡、これが鉄則
郵送して⇒「この書類ではありません」
このやり取りが、最もムダです。
最後の一歩、面談対応
面談で行われることは
①提出資料の確認
②質問
この2つです。
面談でポイントは「熱意」を
伝える事ですが、金融機関も
確認すべきことがあります。
よく聞かれる質問と
その答えのポイントをお伝えします。
①なぜ事業を始めるのですか?
⇒あなたの想いを伝えましょう。
②どのような経歴ですか?
⇒始める事業との関連が重要。
③どんな強みがありますか?
⇒差別化につながるように。
④自己資金をどう貯めたか?
⇒通帳を見ればわかります。
⑤事業の将来性は?
⇒右肩上がりでなくても大丈夫。
この5つの質問は
どのようなことを言うかを
決めておいてください。
くれぐれも長すぎる回答は
NGです!
面談後は?
と考えたアナタへ答えは1つ
待つだけ!
ここまで、最善を尽くしていたら
きっといい結果が得られると
確信しています。
さいごに
創業融資は誰のために受けますか?
この質問に対する多くの方の答えは
「自分のため」となります。
私も開業時にお金を借りており
その気持ちよくわかります。
ただ、専門家としてお客様を
サポートする中で
気付いたことがあります。
それは
創業融資は
「未来のお客様のために借りる」
ということです。
あなたがこれから行う事業は
きっとお客様の役に立つことのはずです。
それは
もし、あなたが事業を始めなければ
困る人がいるという事だと思います。
その未来のお客様のために
事業を始めてください!
そのために、創業融資を受けましょう!
私がお伝えできることは
全てお伝えしました。
それでも、やっぱり
という方は甲子園総合会計事務所まで
ご連絡ください。
1ページ目の開き方をお伝えします。
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