創業融資を決定づけるキャリア
今回のテーマはキャリアについてです。
創業融資のときのキャリアとは
簡単に言うと実務経験のことです。
創業融資も面談であなたの
これまでの経歴を聞かれます。
理由はとてもシンプルです。
それは実務経験があると作成した
事業計画が遂行されやすいからです。
つまりキャリアの有無は創業融資だけでなく
事業そのものの可能性に大きな影響与えます。
『キャリアの延長線上で起業なんて常識』
と考えている方は多くおられます。
確かにこのパターンが多いのは事実です。
ただ、キャリアのパターン、つまり
異業種の企業も結構存在します。
よくある例でいうと
サラリーマンが喫茶店をやる
OLがカフェを開くというのが代表例だと思います。
このような事業をやりたいなって
思う人はたくさんいます。
その理由は様々で
いつかはやってみたかった
夢だたった
今、勤務している会社が…
というものから
寿司屋のように長年の修行が
要求されず、比較的簡単と思っている方が
多くいるというもの事実です。
ただ、キャリアのない状況で
創業融資を受けるのは
かなり厳しいものと考えてください。
ではどのぐらいのことをできれば
キャリアがあるというのでしょうか？
これも具体的に何ができらとか、何年と
決まっている訳ではないですが
1つの目安は3年だと考えられています。
その分野で3年業務をしていれば
一定の実務経験が積めるからです。
経歴のたなおろしからのマッチング
今とは違った業種の事業をしたい
このように実務経験がない分野で
起業を考えている場合は
3年も待たないといけないの？
それなら開業なんてできない。
このような考える方がいらっしゃいます。
そういう方に私がいつもお伝えするのは
事業を経営するにあたり
必要な能力や条件を列挙して
その項目とキャリアとの
結びつきがないかを考えることです。
飲食店で例えると
創業者には料理や接客はできるけれども
シフト管理をしたことのない人も
いるということです。
もう少しいうと職人が独立する場合
同じ仕事ができるかもしれません。
しかし、取引先との関係構築や
人材の採用あるいは教育といった新しい
仕事が増える場合もあります。
いかに同じ職種とはいえ
自分が経験したことのない部分は対策が
必要になります。
逆にいうとたとえ異業種であったとしても
あなたがこれまで行ってきた
経験やノウハウが活かせる場所が
あるかもしれないという事を考えてください。
キャリアがないとダメ
というだけでは、希望をなくしてしまうので
異業種の企業も紹介します。
私がサポートした範囲でいうと
通訳や翻訳を行っていた方が
海外の人材就職をサポートするという
事例があります。
この事例では、通訳や翻訳のスキルより
年10回以上特定の国を往復している
という珍しい活動が事業に活用できました。
人材の育成という面では
メインではないがやったことがある
というレベルではありましたが
見事
創業融資を獲得することができました。
自分の持っている能力が、意外な
部分で活用できる可能性もあります。
もう少し具体的にいうと
経営に必要とされる要素を考えて
それに自分のキャリアがどのように
対応しているかそして、足りないものが
あれば補う。これも立派な計画です。
このようなアクションをするために
『自己たな卸し』は絶対に行って下さい！
キャリアは1日にして成らず
とはいえ、これから始めたい事業が
未経験分野である場合、やはり、何らかの
キャリア（のようなもの）が求められる
これも事実です。
その場合、まず思い浮かぶのが
副業です。
例えば終業後にバイトする、もしくは
フリーランスとして活動するなとが
代表的な方法です。
副業禁止かどうかを確認！
これはシャレにならない事態を
引き起こす可能性があるので
よく注意してください！
その他の手段でいうと特定の業種に
なりますがスクールに通うという
方法もあります。
ラーメン屋やネイルサロン代表例です。
また、商工会議所が行っているセミナーに
参加することもプラス評価になり得ます。
これらは、足りない部分を補う方法です。
何度も言いますが
今まで本業でないことで起業にするのは
ハードルが高いと考えてください。
今日はキャリアについてお伝えしました。
実務経験がない人が少しでも有利に
なるような、取り組みがあれば
今後もお伝えします。
この他にもまだまだ伝えたいことがあります。
僕の過去のブログを見たり
セミナーに参加することをお勧めします
LINKはコチラ
note・Brainでも情報発信しています。
気になる方はコチラへ
創業融資のススメnote版
創業融資のススメBrain版
（どちらも同じ内容です！）
下園創業支援サロンでは、大阪で創業融資を受けたい方のサポートを行っております。大阪で事業資金を借りたいとお考えでしたらぜひ下園創業支援サロンにお声かけください。
専門家が開業予定の方へのスタートアップ支援を行います。はじめての方はこちら（https://shimozonosalon.com/jimusho）をご確認ください。