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著者紹介
藤原和博(ふじはらかずひろ)
教育改革実践家
1978年東京大学経済学部卒業
株式会社リクルート出身
2008年から2011年、橋下徹大阪府知事ならびに大阪府教育委員会の教育政策特別顧問。など教育関連の役職に携わる。
著作は『10年後、君に仕事はあるのか?』(ダイヤモンド社)『35歳の教科書』(幻冬舎)『坂の上の坂』(ポプラ社)など多数。
みなさんに読んでほしくなりました
どこでも重宝される人材になるために
100人に1人を3回重ねて
100万人に1人の「レアカード」を
目指すことが本書のテーマです。
「レアカード」になれば
会社では重宝され、出世や給料アップは
間違いないでしょう。
起業をしてもきっと、稼げる人に
なるでしょう。
ある条件を満たせば・・・
その条件は何でしょうか?
それは後ほど。
本書をオススメしたい人
①差別化に悩んいる人
②キャリア形成に悩んでいる人
印象に残ったポイント
開業支援のプロの視点で
本書を通じて、独立・開業を目指す方が
今日からでも役に立つ部分を紹介します。
ようは、掛け算の妙なのである。P19
起業に関する書籍に必ずと言っていいほど
登場する「差別化」というワード
こいつ結構、くせものです。
自分が強みと思っている能力を
活かすことをいう人もいれば
競争相手のいない分野で戦う事を
差別化という人もいます。
本書では3つの分野で
100人に1人の人材となって
100万人に1人の人材つまり「レアカード」
になることを目指しますが・・・
これって、ようは「差別化」ですよね!
「100万に1人」と数値を使って
差別化がイメージできます。
これ以上うまく「差別化」を言い換えた
言葉を知りません。また、「差別化」を
伝えるための考え方として最高です。
起業を目指す人で、差別化に悩む人に
ぜひ伝えたい考え方で
突破口の糸口になると思います。
「第3の場所」を持て P43
3つの分野で100人に1人の人材になる。
でもよく考えたら
どの分野で?
ってなりませんか?
私も本書を読みながら
「3つの分野の3つ目がムズイ」
考えていました。
能力の多様性を持つには
関係性の薄い分野との結びつきが
重要なります。
特に「3つ目」の分野の選択が
「レアカード」になれるかの
分かれ道になります。
近すぎず、遠すぎない
そんな分野を見つかられるか?
やっぱりムズイです。
坪内知佳32歳 P186
もしあなたが「レアカード」だったら・・
サラリーマンを続けますか?
本書では「レアカード起業家」の
ストーリーが紹介されています。
坪内知佳さんもその一人です。
テレビなどメディアで紹介されているので
ご存知の方もいると思いますが
坪内知佳さんはひょんなことから
漁師の代表になります。
本書ではその経緯や苦労話がコンパクトに
まとまっています。
詳しく知りたい方は奮闘劇を書いた本
『荒くれ漁師を束ねるチカラ』
で読んでください。
実は私も読みました。ネタバレ厳禁なので
詳しくは書きませんが
長く続いた商慣行と既得権益を
切り崩す難しさがひしひしと
伝わってきます。是非読んでください。
まとめ
100万人に1人の人材を
「レアカード」とイメージしやすく
言い換えされていることからも
想像できるとおりとても読みやすい本です。
「レアカード」が会社の枠を
飛び出して起業家になった10人の
「レアカード起業家」が紹介されています。
その苦労話も見どころです。
「レアカード」なのにどうして
苦労があるのか?
冒頭の答えを発表します。
レアすぎて理解されない
これを解消することが「レアカード」を
うまく活かす条件です。
「レアカード」になるための方法は
サラリーマンだけでなく
起業を目指す人にも参考になります。
差別化に悩む人やキャリア形成に
悩んでいる人には
ぜひ手に取ってほしい1冊です。
私の本職である
開業資金の融資に関するブログや
セミナーで皆さんにぜひお会いしたいです。
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