「いくら借りられますか?」はNGワード
みなさんが一番気になるこのワード
「お金をいくら借りられますか?」
金融機関の方にするのはNGワードです。
今回のテーマはみなさんが気になる
開業資金を「いくら」借りられるか?です。
最初にも言ったとおり
「お金をいくら借りられますか?」
この質問を金融機関の方をものすごく嫌います。
その理由は金融機関の仕事が
「返済できる人にお金を貸すこと」
だからです。
つまり、金融機関の仕事はあなたが
いくら借りられるか?
を教えることではありません。
金融機関の仕事はあなたが事業を行うため
必要と思っている金額について
お金が返ってくるかどうかを判断して
融資を行うことが仕事だからです。
また、その金額を教えてしまうと
みんなその金額を借りようとするから
「いくら貸せるか?」
は金融機関にとってトップシークレットです。
このような内情があるので今後
金融機関の方には
「いくら借りられますか?」と
聞くことはやめてください。
「創業融資の公式」で借りられる金額を計算する。
金融機関に
「いくら借りられるか?」を聞けない
としたら、前に進まないと考えたアナタ。
ココからは
これからお金を借りてビジネスをしたい
みなさんが考えるべきことをお伝えします。
まず、あなたがビジネスを行う際に必要な
資金の額を計算してください。
すべてはココからスタートです。
これを考えると、自己資金と比べて
いくらお金が足りないか?がわかります。
「よし。足りない金額を借りるぞ」
と考えたあなた。
少し落ちついてください。
あなたが必要と思っている金額を
申し込みをしても
断られたら何の味もありませんね。
だから、金融機関が貸してくれそうな額も
考える必要がありそうです。
そこで私はご提案するのが
「融資の公式」です。
「創業融資の公式」は私が
提唱してる、融資金額の計算式です。
これで金融機関が貸してくれそうな額を
計算することができる式です。
その式は
自己資金×2.3
つまり、自己資金の2.3倍程度であれば
実務経験等ほかの条件が揃えば
創業融資を受けることは難しくありません。
逆に言うと、事業が成功する可能性が
高くて、融資が可能な条件をクリアしても
例えば自己資金の20倍といった
大金を金融機関は貸してくれません。
「チョット待って!なぜ2.3倍?」
とよく質問を受けます。
この「2.3倍」と言う数字がどこから
来ているかと言うと私がお手伝い
させていただいていた人の平均の数値です。
また日本政策金融公庫が公表
している調査結果でも起業の際に
用意した自己資金額の平均が約30%程度
となっていることからも
その妥当性が確認できます。
さらに実務的にも「2.3倍」以上になると
返済額が大きくなって、
返済するのが難しくなる感覚があります。
みなさんにしてほしいのはこれ!
ここからは皆さんにしていただきたい事を
3ステップでまとめます。
①ビジネスに必要な資金の額を計算
②「創業融資の公式」を使って
自己資金の「2.3倍」の金額を計算
③その金額を借りる前提で、
自己資金と融資額の合計額を計算
上記の計算を行って
ビジネスに必要な資金の額が
自己資金と融資額の合計額よりも
大きいときは
①使うお金を少なくする
②設備の購入からリースに変更する
③起業を待って、自己資金を貯める
といった資金計画の見直しが必要になります。
これから起業を考えている人は、
一度、創業融資という選択肢を考えてください。
その時、私のような専門家を利用してください。
なぜなら自分で考えることは、ビジネスに
おいて非常に重要なことですが
できないことは協力してもらうこと。
特に専門家のちからを借りることは
創業融資に限らず
経営者に必要な能力です。
くれぐれも、玉砕覚悟で一か八かで
創業融資の申込みをすることは
やめてください。
他にも伝えたいことがあります。
過去のブログを参考にすることや
セミナーへの参加をお勧めします。
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