著者紹介
ベンジャミン・ハーディ(Benjamin Hardy)
組織心理学者、著作家、起業家。
クレムソン大学大学院博士課程修了。
ブログ「Medium」で多くのフォロワーを持ち
そのネット上のプレゼンスと影響力は
『フォーブス』などで取り上げられた。
心理学専門誌の電子版
「サイコロジー・トゥデイ」などに寄稿中。
アメリカのフロリダ州で妻のローレンと
5人の子どもたちとともに暮らしている。
本書のオススメ
成功するために必要な要素はなにか?
才能?努力?それとも…。
一つ言えることは才能がすべてでは
ないということです。
本書を読めば何が必要かわかります。
成功を手に入れるため
本書では才能以外の方法がたくさん
示されていますが、大きく分けると
次の3つです。
①環境を変えること
②習慣に変えること
③外部の力を利用すること
環境を変えることの例として
スマホを切って外部との情報を
シャットアウトして、アイデアを考える
といったすぐに実践できる方法も
紹介されています。
環境を変えること
住んでいる場所や周りにいる人
環境が違えば、結果が違ってきます。
いい変化が起きる、同じ力で
悪い変化も起きるので、環境は本当に重要。
日本には「類は友を呼ぶ」という
言葉もありますね。
習慣を変えること
宝くじが当たった人が
どうなったか?という本やドラマが
ありました。みんな幸せになれず、
すぐもとの状態に戻ってしまいます。
どうしてか?
宝くじに当たった人は「お金が手元にある」
習慣がなかったからです。
習慣を身につければ
そこに少しの変化が生まれます。
長年続けると、どうなるでしょうか?
そういうことです。
また、手にした時間が長いほど
ほかの人との差別化ができます。
外部の力を利用すること
成長するには
固定概念からの解放が必要
とあります。
それを本書では
固定型マインドセット
成長型マインドセット
という2つの考え方で示しています。
何もしていない人ほど
成長できる余地がたくさんあります。
しかし、考えないふりをしています。
だったら、外部の強制力を使いましょう!
お金を払うとそれを無駄にしたくない
その気持ちを利用して、成果が出せます。
ライザップが成功するのはこのロジックです。
また、資格の勉強も高い費用を払うことも
同じメカニズムです。
そして時には
「誰かにプールにけり落してもらう」
荒療治も必要かもしれません。
印象に残ったポイント
本書を読んで
印象に残った内容を3つご紹介します。
「良い木材は、楽に成長などしない。風が強ければ強いほど、木も強くなる」P.93
ドラマや映画で、主人公が長老に
お説教されている画像が目に浮かびました。
効率化は悪い事ではないです。
ただ、コピペで得られるものは何か?を
考えさせられます。
「起業家」と「起業志望止まり」の差異P.227
これは大きな差です。人によっては
どうしても踏み出せない人がいます。
もしその人が踏み出したいのなら
外部の力を利用することが
解決策になるのかもしれません。
「与える者」は与えられ、「奪う者」は奪われるP.270
会社員から独立した、今、自分には
何か与えられるものはあるだろうか?
とよく考えます。
誰かの役に立つことをする。それを考えると
アウトプットのためにインプットするべきだと
痛感します。
まとめ
何かを成し遂げるには才能が必要か?
その、答えを考えさせられる本です。
本書では環境や習慣、外部の力の利用
その影響力の大きさがわかります。
『勝利とは習慣なのだ』
という言葉があります。
たとえ才能がなくても成果を手にする
ことができます。
本書に限らず才能が必要ないという
理論はよくあります。なら一度本書で
確かめて下さい。
自分はこんなものと悲観的に考えている人
自部の殻を破りたい人は
ぜひご一読を薦めます.
私の本職である
開業資金の融資に関するブログや
セミナーで皆さんにぜひお会いしたいです。
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