まずお金のことを考える理由
「お金が足りなくなってからでは遅い」
私のこれまで何度も何度もこのセリフを
起業直後の人や、起業を目指す人に
伝えています。
今回のメインテーマは起業をするときに
お金を借りる場合
「いつ借りるのがベストか?」です。
ここで質問です。
学生時代や子供の頃を振り返って下さい。
「どんな時にお金を借りましたか?」
その時
「お金が足りない時」という答えが
大半です。
では・・・・
「起業するときは?」
その時も多くの起業予定者が
「お金が足りなくなってから借りる」と
答えます。でもこれビジネスではNG。
お金は足りなくなってからではなく
「開業する前に借りておく」が
正解です。
なぜか?
私が何度も紹介している
創業融資の公式でもわかるのですが
(創業融資の公式を知らない人はコチラ)
自己資金つまり、持っている金額に
融資の実行額は比例します。
一方、開業後は設備投資や経費などで
お金が減ります。通常、開業前の方が
たくさん資金を持っています。
そのため、開業する前に融資を受けた方が
多くの融資を受けることができます。
さらに
お金が足りない状況は赤字の事業です。
もしあなたが金融機関ならそんな赤字の
経営者に金融機関お金を貸しますか?
答えはNOだと思いませんか?
それでは、いつ融資をすべきか?
「1番お金を持っている開業する1日前」が
ベストな答えです。
よくあるケース
起業を考えいるけど、融資を考えたことがない
という人に伝えたい事例を紹介します。
先日、日本政策金融公庫に行った時
私がいる隣のブースで女性の経営者が
このような相談をしておられました。
「事業を始めたのですが、1年やってみて
軌道に乗らなくて・・・。あと半年でお金が
なくなりそうだから協力してください」
「ああ・・・またこのパターンか」と
つぶやいてしまいました。
事業を開始して1年でお金がなりない状況に
なるのであれば、そもそも事業計画に
不備があったと金融機関が考えても
おかしくありせん。
協力してもらえるとは思います。
しかし、こんな状況で十分な協力が
得られるでしょうか。
お金が足りなくなる事自体は、経営者で
あればだれでも陥る可能性があります。
それを先回りして対応できるかを
経営者は問われます。
起業したい人で、やりたい事は
決まっているという方に
ここまで書いたことと同じように
「先に借りといたほうがいいですよ」
というアドバイスをすると
「そんなこと考えたことなかった」
みたいな顔して驚かれる人もいます。
「目からウロコが落ちる」瞬間を
見たこともあります。
創業融資を受ける意味
創業融資を受ける意味は
事業を開始できることだけではありません。
①事業を1日でも長く継続できる
②事業のスピードがUPする
このような効果もあります。
ただ、自己資金で事業を行うこと自体
間違いではありません。
借金はないほうがいいです。
①事業を1日でも長く継続
「事業を軌道に乗せるには3年かかる」
みなさんも聞いたことがありませんか?
都市伝説みたいですが
あながち間違っていません。
営業の成果が出るまでは一定の時間が
かかります。
自己資金だけではこの3年を
クリアできない人がいます。
資金のことは十分すぎるほど
考えておく必要があるのです。
みなさんは3年継続できる
資金計画を立ててください。
②事業のスピードがUP
広告を出したい
人を雇いたい
でもお金がない。
このような場合ビジネスチャンスを
逃してしまう可能性があります。
お金を持っていることは
それだけで、選択肢が多くなります。
とれる選択肢の多さは
事業のスピードUPに直結します。
まとめ
ここまで、読んでいただいた
あなたは大丈夫だと思いますが
あなたの知り合いが、融資を受けるという
選択肢を考えることなく自己資金のみで
起業しようとしてたら
「事業を始める1日前」が
創業融資のベストなタイミングだと教えて
あげてください。
私もこれまで、軌道に乗りそうなところで
資金が底をついて、廃業するという方を
目にしてきました。
「もし最初にお金を借りていたら」
「もう少し早く出会っていれば」と思うと
悔しい気持ちになります。
事業を軌道に乗せるためには
時間が必要です。
その時間を「創業融資」で作る事を
一度考えてみませんか?
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