はじめに
500万円から1000万円の
創業融資では自己資金が重要
これが今回のテーマです。
500万円から1000万円の創業融資は
「ボリュームゾーン」であり
適切な準備と対策をすれば創業融資が
受けられる可能性が高いゾーンでもあります。
一般的に融資を成功させるために
①自己資金
②実務経験
③申請書類の作成
この3つ要素が重要になります。
この3つがしっかり整っていれば
金融機関も融資の協力に前向きになり
創業融資の実行可能性が高まるのですが
500万円から1000万円の
創業融資では特に①自己資金が重要になるので
重点的に解説します。
（他の2つのもちろん解説しますよ）
気になったという方には
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自己資金は「見せ金」に注意！
自己資金が、多ければ多いほど
創業融資の実行可能性が高くなり
金額も多く借りることができます。
これが大原則であるため
「できるだけ自己資金を多くしたい」
これが融資を申請する側のホンネになります。
では自己資金とは何か？
私の答えは2つの要件
①銀行口座にある
②返済不要
を満たすお金としてます。
簡単にいうと自己資金が
①実際に自分のお金であること
②それを客観的に証明できることが大切です。
この点について、経営者は
自己資金を少しでも増やそうと
いろいろな手段を試みるのですが
その多くが「見せ金」と判断されます。
「見せ金」とは
他人から借りたお金をあたかも
自己資金のようにウソをつく行為です。
これは金融機関にとって重大な問題で
見つかれば融資が実行されないだけでなく
将来的にも不利になる可能性があるため
絶対に避けるべきです。
金融機関は面談の際に
通帳の入出金の履歴を確認し
怪しい入金があれば質問します。
そのため「見せ金」を疑われるような
不自然な取引はすぐに見抜かれてしまいます。
大切なので2回言いますが
「見せ金」は絶対に避けて下さい！
実務経験が無いと厳しい…
次に実務経験について
実務経験がないと
創業融資を受けるのが難しくなります。
例えば、長年サラリーマンをしていた人が
突然飲食店を開業しようとする場合が
よくあるパターンです。
その業界での実務経験がないと
事業計画を立てたとしても本当に
事業を運営できるのか疑問視されます。
でも夢を叶えたいという場合もあります。
もし実務経験が不足する場合は
アルバイトやスクールに通う、資格を取るなど
最低限の経験を積むことが重要になります。
（とはいえ、やはり実務経験ではないのですが）
ちなみに私の経験則でいうと
実務経験がネックになるパターンは
以外に少ないという印象を持っています
申請書類の作成はお金で解決可能
最後に申請書類の作成について
実際、創業融資を申し込む段階では
事業計画書や創業計画書の作成が
非常に重要な要素になります。
特に売上獲得までの具体的な
計画が重視されます。
また事業が軌道に乗るまでのプロセスを
合理的に説明できることも必要です。
また、営業手段についても現実的な
見通しが求められます。
無料の営業手段（SNSなど）の活用は
必須ですが、チラシや広告など
費用がかかる手段については
しっかりと計画書に反映させる必要があります。
逆に実現可能性が低い事業計画は
金融機関から評価を得ることができせん。
このように書くと
なんだか難しいと感じるかもしれませんが
申請書類の作成は自己資金や実務経験とは
ちがって、お金をかけることで
すぐに解決できる問題でもあります。
創業融資は書面審査の要素が高いので
特に会計数値が苦手な場合、専門家に依頼する
これが最善の選択肢になります。
さらに専門家が面談にも同席し
説明を補足することも可能で
ここまでフォロー体制がしっかりしてる
専門家と協力できれば創業融資の成功率を
高めることができるといえるでしょう。
さいごに
500万円から1000万円の創業融資の
申請にあたっては
①自己資金②実務経験③申請書類の作成が
成功のカギとなります。
なかでも
金融機関が何を重視しているのかを理解し
先回りすることで評価を高めることが
創業融資を踏まえたご自身の課題と
向き合うことが求めれます。
そのため、必要に応じて
専門家の協力を仰ぐこともぜひ検討下さい！
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