今回のブログでは、2024年(令和6年)2月に公表された、制度・補助金などを紹介します。今回紹介した制度・補助金などについてはコメントとリンクなどをつけているので、ぜひ参考にしてください!
個人的な感想としては年度末も近いこともあり、制度の規模が小さいものが多い印象です。
業務改善助成金
業務改善助成金の詳細のリンクはコチラです。
<制度概要>
業務改善助成金は、生産性向上に資する設備投資等(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)を行うとともに、事業場内最低賃金を一定額(各コースに定める金額)以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成する制度です
<申請期限>
賃金引上げ計画を立てて申請する場合は2024年3月31日
上記申請日については、従来は1月末であったものが延長されています。
<一口メモ>
助成金については、対象となる従業員の給与を補填する内容が多い中、当該助成金では賃上げした金額とその人数に応じて、設備などにも使用できる、珍しい制度になっています。
最低賃金+50円以内の賃金で働いている従業員がいることが前提となっているので、すべての会社が適用できる制度ではありあませんが、逆に賃上げをしたいという企業にはうってつけの制度になっています。
明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業(東京都)
東京都が主体となって実施している制度です(リンクはコチラ)。
このように各自治体で、独自の制度を募集しているので、気になるという方はJ-net21の支援情報にて確認してください。
<コメント>
都内産業の活性化に向け、受注型中小企業の技術・経営基盤の強化を図るため、中小企業者等が自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等の取組を支援いたします。
<募集期間>
2024年04月01日~2024年04月08日
<助成限度額>
【小規模企業区分】1,000万円
【一般区分】2,000万円
<助成率>
助成対象と認められる経費の3分の2以内
<一口メモ>
「製造業」が対象となっているので、すべての企業が利用できるという制度ではありませんが、補助金の金額が他の制度に比べて大きくなっています。また、募集期間が短いので、しっかりスケジューリングして臨みましょう!
おわりに
今回は、来年度を見据えて、ちょうど切り替えの時期になっています。今後も可能な限り情報提供をいたします。
実は全国共通の制度だけではなく市町村ごとに独自で運営している実施している制度もあります。
私はいつも「J-net21の支援情報ヘッドライン」で検索しています。リンクをしていますのでご興味があればクリックしてください。
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